美波はヤスと会いながらも、他にサイトで出会った男の子ともメールを交換したり遊んだりしていた。

あたしの中でヤスがこれ以上大きくならないようにしなきゃ。
あたしはヤスの彼女じゃないんだから。
自分を苛めるようにたくさんの男の子と寝たし、お店にもでて頑張った。

ピピピッ

《今日あいてる??この間借りたCD返そうかと思って。》

ヤスから一週間ぶりのメールだった。
ヤスに彼女がいるので美波は極力メールしたりするのを避けて、ヤスからの連絡を待っていた。

それでも美波にとっては嬉しいことだった。
まだまだヤスとは一緒にいたいから。