早紀江はとにかく百合と話しをするためにJulietに出勤していた。

あんな話しを聞いた後では小沢の視線が気になる。今日に限って客も来ない。

百合にメモ帳にメールアドレスを書いて渡した。あいから話しを聞いたからメールが欲しいと。

2人で隣にいながらもメールで話をする。今Julietではもう百合しか頼ることはできない。
どうしよう。

百合はメールで柴崎とは関わらない方が良いこと。
客の中には、小沢やオーナーがコンパニオンに内緒で調査の為に金で雇っているものもいるから、接客に気を抜いてはいけない事を注意された。
早紀江は素直に聞き入れて、本番したがる客もうまくあしらった。