…沖縄の海に夕日が沈んでいく。
もう夜になろうとしていた。
僕達はホテルの部屋へと向かった。
『じゃあ沙紀また後でいくから』
『うん、分かった』
僕と歩は一旦沙紀とナナと別れたて部屋へと向かった。
『優~何号室?』
『確か602』
『OK! あっこれじゃん』
『着いた~』
僕と歩は部屋の中へ入り荷物を整理した。
二つのベットに、お風呂にテレビ。
すごいキレイなホテル。
でもなんといっても一番キレイなのは、窓から見える夜の海だった。
『すげ~』
『全然違うよな!!』
僕と歩は興奮を隠しきれなかった。
『この感動を沙紀と広瀬にも教えようぜ』
『おう!いいね』
僕と歩は沙紀達の部屋に向かう。
『沙紀の部屋は~508!!』
『何で俺等の部屋の番号は忘れてて、沙紀の部屋の番号は覚えてるんだよ』
『へへ~』
『まぁいいけど~変な事すんなよ!!!』
『何だよ!!変な事って?優やらしいね?』
『…ばーか』
沙紀とナナの部屋についた。
歩がチャイムを押す。
―ピーンポーン
部屋の奥から沙紀の声が聞こえる。
『は~い』
『おっす』
『早いね~!入って入って!』
『おじゃま~』
とズカズカと入る歩。
『沙紀~景色みた?やばくね』
『見たよ!キレイだよね』
僕は部屋に入って気付いた事。
あれ?
ナナがいない。