あれから毎日、俺たちは互いの部屋を行き来したり、ストリートで歌ってる俺を君は遠くから見ていたりした。

そんな二人の仲はすぐに、亮太も知るところとなっていた。

正月には、亮太とその彼女の友莉と一緒に、俺たちは近くの神社へ初詣に言った。