君は一つ溜め息をついた。

「私なんか、コンビニでぶつかった時からずっと、透さんなんかよりもずっと、気になってたんだから」

俺は君の必死に話した言葉をすぐに理解することができなかった。

そんな俺に、今度は君のほうから抱きついてきた。

俺は君を強く抱き締める。