君はその色白の頬を少し赤らめて、俺を真っ直ぐに見つめている。

「どうして、こんなことするの?」

俺は顔を背けたままだった。

「……」

「あの、ペンダントのこと知ってるんでしょ。それで、かわいそうになったから?」