ドアをあけた。


由香の机に群がっている女達と目が合った。


え?



女達はサッと散った。


ペンを持ってる2人だけが残った。



一瞬…



一瞬自分の目を疑った。



真由美?
亜里紗?



『は…?』



気付いたら由香が2人に向かって歩き出していた。


その背中は怒りを表していた。