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居酒屋のバイトへ行き、仕事をこなし、仕事終了時間へとさしかかる。



由香と私は今日

バイトを辞める

と言う事をオーナーに話そうと想っていた。



『オーナー!』


「お!おつかれさん。」



『話があります。ちょっと時間いいですか?』


「ん?あぁ。」



私がテーブルの椅子に座る。


私の横に由香が座る。


オーナーが私の前に座る。



バイトの先輩がオレンジジュースを出してくれた。




由香と私が辞めたい事を話すとオーナーは少し悩みながら口をひらいた。




「俺が辞めないでなんて言えないな。そりゃ~、まだ働いてほしいけど。仕方ない事だ。」



『急にすみませんでした。』



深々頭を下げた。


オーナーは優しい声で

いいよいいよ。長い間おつかれさま。

って言ってくれた。


罪悪感が襲った。


少しぬるくなったオレンジジュースを一気に飲み干して


お世話になりました!


由香と私はもう一度頭を下げた。