帰り道、由香が煙草を吸いながら口を開いた。



「援交辞めるかぁ―。」



『…うん。危なすぎ。』



「本当に―。」



『でも早く返しちゃいたいよね。後少しだし。』





多分、ここでも由香と私は同じ気持ち。



「風俗デビュー?笑」



『それしか無いよね?笑』





ほらね。

同じ気持ち。


早く返したい。


早く幸せになりたい。



『よし!!探そ~!!』



「お~!!」



二人で笑った。