一本道を抜けると少し広い通りに出た。


AM 2:15


夜中だったけどタクシーを見つけて乗り込んだ。



運転手さんが私の姿を不思議そうに見つめながら言った。



「どこまで行きます?」



『○○まで。』



私の住んでる住所を言う。



「はいよ~」



ゆっくり出発した。



車の中は凄い暖かくて泣きそうだった。


その時



~♪~♪


由香の大好きなアーティストの着信が鳴る。



[由香]