もう何回援交したんだろう。


この緊張感は慣れなかった。


慣れたくなかった。

歩きながら煙草に火をつける。


フ―…。


吐く息が異常に白い。

真っ暗な空に吸い込まれた。




コンビニに着くと待ち合わせした相手の車があった。




トントンッ




助手席の窓を軽く鳴らした。



助手席のドアを開ける。



『あの…。待ち合わせした方ですか?』



「そうだよ!さぁ、乗って。」



『失礼します。』