「美紀、今まで色々あったし、これからも苦労をかけるかも知れない。…でも、美紀を愛する気持ちは、一生変わらない。
愛してる。結婚してください」
 
 
言った後、しばしの沈黙が続き、いたたまれなくなって下を向いた。
 
 
「…の?」
 
「へ?」
 
「アタシでいいの?」
 
 
そこには涙ぐみながら、問い掛ける美紀の姿。