しばらく無言の状態が続いて、アキちゃんが口を開いた。
「稔がね、昔、
“俺の親友が恋をした”
って嬉しそうに言ってるの覚えてる。
それって優夜くんの事だって昨日聞いた。
その好きな子が、キナちゃんって言う事も。
…キナちゃんって明菜の事だったんでしょ?
だから、そんな貴方が明菜を振った事が不思議でたまらない。迷ってたとか言うんじゃないのなら、どうして明菜を振ったの?振るぐらいならネックレスなんかあげたりして欲しくなかった!」
アキちゃんは、そう、泣きながら…
俺に問い掛けて来た。
「稔がね、昔、
“俺の親友が恋をした”
って嬉しそうに言ってるの覚えてる。
それって優夜くんの事だって昨日聞いた。
その好きな子が、キナちゃんって言う事も。
…キナちゃんって明菜の事だったんでしょ?
だから、そんな貴方が明菜を振った事が不思議でたまらない。迷ってたとか言うんじゃないのなら、どうして明菜を振ったの?振るぐらいならネックレスなんかあげたりして欲しくなかった!」
アキちゃんは、そう、泣きながら…
俺に問い掛けて来た。