息も整って、落ち着いたらしい稔は、
「だーかーらっ!彼女が出来たんだって!初彼女だよ!?どうしよう?」
なんて目を輝かせながら、俺の席の、前の奴の席に勝手に座り、こっちに身を乗り出して話してる。
お互いに彼女が居なくて、勝手に、
“今日から同盟発足だ”
なんて言って、勝手に同盟を作った奴が、俺より先に彼女を作ったのが、正直むかつく。
「ふーん。よかったじゃん。で、可愛いの?」
ムカツクので、興味津々なのを隠す為に、わざと素っ気なく聞くと
「可愛いってもんじゃねーよ!?すげぇ綺麗だし、すげぇ可愛い!」
付き合えたの奇跡だよ、
なんて続け、俺の小さな反抗も気になっていない様子で、興奮しながら話している。
『そんなになんかよ…。』
益々、稔に腹が立った。
「だーかーらっ!彼女が出来たんだって!初彼女だよ!?どうしよう?」
なんて目を輝かせながら、俺の席の、前の奴の席に勝手に座り、こっちに身を乗り出して話してる。
お互いに彼女が居なくて、勝手に、
“今日から同盟発足だ”
なんて言って、勝手に同盟を作った奴が、俺より先に彼女を作ったのが、正直むかつく。
「ふーん。よかったじゃん。で、可愛いの?」
ムカツクので、興味津々なのを隠す為に、わざと素っ気なく聞くと
「可愛いってもんじゃねーよ!?すげぇ綺麗だし、すげぇ可愛い!」
付き合えたの奇跡だよ、
なんて続け、俺の小さな反抗も気になっていない様子で、興奮しながら話している。
『そんなになんかよ…。』
益々、稔に腹が立った。