歩きながら、稔に電話する。気付かないのか、1回目は留守電になった。もう1度かけると、テンションの高い稔に繋がった。
“今どこ?”
“銅像の前。早く来てよ。俺のカッコイイ姿見せてやるし?”
“…。すぐ行くわ”
会場に着いて、稔を探すべく、銅像に近付けば、ピンクの袴姿の男1人。
…まぁそれが稔って訳なのだが。
「あっ、来るの遅ぇよ。美紀ちゃん久しぶり〜!相変わらず可愛いねぇ〜。優夜は…うん、ホストだな」
「うっせぇよ。それはそうと彼女は?」
稔の周りを見渡しても、彼女らしき人物は居ない。もしかして別れたか?なんて、稔には失礼だが、そんな事を思いながらも尋ねた。
「地区違うんだよね。あきちゃんは、〇△記念館」
「そうか」
会わなくて安心した反面、少し残念だった。後ろを見れば、美紀がキョロキョロと辺りを見渡していた。
“今どこ?”
“銅像の前。早く来てよ。俺のカッコイイ姿見せてやるし?”
“…。すぐ行くわ”
会場に着いて、稔を探すべく、銅像に近付けば、ピンクの袴姿の男1人。
…まぁそれが稔って訳なのだが。
「あっ、来るの遅ぇよ。美紀ちゃん久しぶり〜!相変わらず可愛いねぇ〜。優夜は…うん、ホストだな」
「うっせぇよ。それはそうと彼女は?」
稔の周りを見渡しても、彼女らしき人物は居ない。もしかして別れたか?なんて、稔には失礼だが、そんな事を思いながらも尋ねた。
「地区違うんだよね。あきちゃんは、〇△記念館」
「そうか」
会わなくて安心した反面、少し残念だった。後ろを見れば、美紀がキョロキョロと辺りを見渡していた。