あれから4週間。
毎年成人式の日には雪ばかりなのだが、今年は雪が降らないみたいだ。
只今朝の10時。
もう少し寝てたかった、なんて。
今起きて、ささっと支度出来る俺とは違い、朝早くから着付けやら髪やらをしてもらいに行っていた美紀が聞いたら怒るだろう。
それにしてもあのババア…写真撮りすぎだろ。しかも美紀オンリー。
まぁ美紀が楽しそうだから、まぁいいけどよ。
「いい加減美紀開放してやんねぇと、式まだなのに美紀ダウンすんぜ」
「そうね〜…じゃ、また帰って来てから撮ろうかしらね」
「は…はぃ…」
『断れねぇでやんの』
「おい、写真無理だから。式の後、同窓会すっからさ。はい、これでおしまい」
「えぇ〜聞いてないわ!じゃあ優夜美紀ちゃん撮って来て」
「…分かったけどよ。…いや、分かった」
どっちの親だよ。っと言おうとしたけど、からかわれると恥ずかしいので止めておいた。
まっ正直、美紀が母親と仲良くしてる所見ると、くすぐったい気持ちになるけど、嬉しいんだよな。
毎年成人式の日には雪ばかりなのだが、今年は雪が降らないみたいだ。
只今朝の10時。
もう少し寝てたかった、なんて。
今起きて、ささっと支度出来る俺とは違い、朝早くから着付けやら髪やらをしてもらいに行っていた美紀が聞いたら怒るだろう。
それにしてもあのババア…写真撮りすぎだろ。しかも美紀オンリー。
まぁ美紀が楽しそうだから、まぁいいけどよ。
「いい加減美紀開放してやんねぇと、式まだなのに美紀ダウンすんぜ」
「そうね〜…じゃ、また帰って来てから撮ろうかしらね」
「は…はぃ…」
『断れねぇでやんの』
「おい、写真無理だから。式の後、同窓会すっからさ。はい、これでおしまい」
「えぇ〜聞いてないわ!じゃあ優夜美紀ちゃん撮って来て」
「…分かったけどよ。…いや、分かった」
どっちの親だよ。っと言おうとしたけど、からかわれると恥ずかしいので止めておいた。
まっ正直、美紀が母親と仲良くしてる所見ると、くすぐったい気持ちになるけど、嬉しいんだよな。