「優夜〜!遅いし」
「うっわ。ごめんごめん…って時間ピッタリじゃねーかよ」
「あはは!引っ掛かった」
「美ぃ紀ぃ〜」
もう、キナちゃんと離れたクリスマスから、2年の月日が流れた。あの頃とは違い、小さな会社ではあるが就職もして、車の免許も取った。卒業して、ガラリと生活が変わった。
美紀には、あの後、正直に
“好きな人が居る”
と伝えた。
でも。
それでも美紀は、変わらずに俺を好きでいてくれた。
正直、それに甘えてしまっている。
2年前のあの日から、キナちゃんとはもう連絡を取っていない。
しばらくはキナちゃんだと思われる番号から電話が鳴り続けていたが、2年経った今では、もうそれも無くなった。
今は、美紀と連絡を取らない日は無い位、俺の生活は美紀一色だ。
「優夜?…どうしたの?」
「いや。何でもない。考え事してた」
「アタシにどう告白しようかって考えてたのね(笑)」
「はいはい。妄想ご苦労」
「むかつくなぁ〜(笑)」
一緒に居る時間が長くなるにつれて、そんな冗談とは言えない様な事も、言い合える様になった。
「うっわ。ごめんごめん…って時間ピッタリじゃねーかよ」
「あはは!引っ掛かった」
「美ぃ紀ぃ〜」
もう、キナちゃんと離れたクリスマスから、2年の月日が流れた。あの頃とは違い、小さな会社ではあるが就職もして、車の免許も取った。卒業して、ガラリと生活が変わった。
美紀には、あの後、正直に
“好きな人が居る”
と伝えた。
でも。
それでも美紀は、変わらずに俺を好きでいてくれた。
正直、それに甘えてしまっている。
2年前のあの日から、キナちゃんとはもう連絡を取っていない。
しばらくはキナちゃんだと思われる番号から電話が鳴り続けていたが、2年経った今では、もうそれも無くなった。
今は、美紀と連絡を取らない日は無い位、俺の生活は美紀一色だ。
「優夜?…どうしたの?」
「いや。何でもない。考え事してた」
「アタシにどう告白しようかって考えてたのね(笑)」
「はいはい。妄想ご苦労」
「むかつくなぁ〜(笑)」
一緒に居る時間が長くなるにつれて、そんな冗談とは言えない様な事も、言い合える様になった。