「綺麗になったなぁ。キナ…コ」
 
「ミャ…ン」
 
「綺麗に洗ったし、体力落ちてるだろうから、がっつり飯食うんだそ?」
 
 
タオルで乾かしながら、キナコに話し掛ける。
まぁ洗ったと言っても、濡れタオルで拭いてやる程度のね。
流石に弱ってんのに、洗ったらダメっしょ。
 
で、今乾いたタオルで拭いてる所。
 
今さっき分かったんだが…キナコ。こいつオスだった(笑)
まぁ可愛いし、いいかな。
 
 
「よし!飯食うか」
 
「ニャーン」
 
 
俺の言葉分かるのかってぐらいに、反応する鳴き声が、可愛くて堪らん!(笑)
キナコを抱き抱えて、キッチンへ向かった。