『 螺旋世界・ユグドラシル 』は
北欧神話を元にした感じのストーリーで
一度、世界の滅びを体験した"神々"は
高い城壁に閉じ込められた高い丘で
敵に脅える日々を過ごしている
主人公はそんな世界で
汚濁した川の中から登場し
痛みを感じない、機械化する体を駆使して
空虚な世界を旅して行く
「 台詞、多いな 」
「 あはは うん 」
「 …… でも、面白かったよ 」
「 うん 」
「 …ちょい 待っててな 」
「 …うん 」
オレがやってたバンドのヴォーカルは
かなり世界を構築する奴で
『ビジュアルは、世界観がなければ
成立しない』って考えの持ち主で
『 一曲の中の登場人物になれ 』とか
いつもメンバーに言っていた
湯浅がマンガを描いている時も
描いているキャラクターと
同じ様な表情になってる
――― 目をつぶって
このポーズを取っていた時の
『アート』の気持ちを考えた