「あの…さ。」


さっきの言葉で不思議に思っていることがあった。


「何で明後日?…///明日でも…///いいじゃん?」


「あ…あー…」


<しまった>と言うように顎を手で支える。


いや、別にいいんだけどね?


一応こんな山奥に住んでいても、都合とかあるだろうしね。


「いいよ、別に。そんな無理しなくても…」


言ったら嫌な言葉が返ってきそうだから、やめた。


「明日…でもいいけど。恵理香も大切な約束があんじゃない?」


大切な…約束?


なんだろう。