「着いた…。」



しばらく乗っていると、ログハウスが見えてきた。




山犬から降りる。






どくん






胸の鼓動が高鳴る。




山犬に背中を押され、ゆっくりと…緊張しながらログハウスへと入っていく。







久しぶりだね。


ゆうり。


この頃から、わたしはゆうりのことが好きだったよ。