~放課後~

「ねぇ~楓くぅん!今日は一緒に帰ろぉ?」

「楓くぅ~ん今日は私とだよねぇ?」

帰ろうとすると人だかり…

何で毎日こうなんだろう

厚い化粧に気持ちが悪くなるほどつけている香水

気分が悪い…

「楓君!」

と呼び止められた。

この子はたぶん隣のクラスの人だと思う

「なに?」

「私、楓君のことが好きです。無理だったら友達でいいから」

なきながら俺に言う

「ごめん好きな人いるから…」

俺が帰ろうとしたとき後ろで泣いてる声と慰める声が聞こえてきた