「乃里子ちゃん、いらっしゃいませ♪」


操は可愛らしくお辞儀をすると、ニッコリと微笑んだ。


「もぅ、可愛すぎるよー♪」


乃里子は操を抱きしめた。


操も嬉しそうに抱きついた。


「乃里子ちゃん、操と遊んでくれる?」


「操、乃里子ちゃんは澪に用があって来たんだぞ?
ワガママ言ったらダメだ。」


「…はーい。」


臣に言われ、操はしょんぼりと俯いた。


「操ちゃん、用が終わったら遊ぼ?
今日はこのお兄ちゃんも一緒に遊んでくれるから♪」


「えっ!?
俺か?」


剛志は怪訝そうに眉を潜めた。


「剛志、顔怖いから。」


乃里子は剛志の耳元で囁いた。