「名前!何で知ってるの?」 柊は一瞬微笑んで、 『すぐわかるよ』 と意味のわからないことを言った。 そして『おやすみ』 とだけ言い残し、部屋を出ていった。 何なの?!って思ったけどまだ熱があって自由が効かない体に苛立ちつつ静かに瞼を閉じた。