「そうね。じゃあ……いつもの店に行く?」
「えー。たまには、違うところがいい。」

そのとき、ちょうど母の目に映った、一店のレストラン。

他とは違う、どこか妖しげな雰囲気が気になったのだろう。


「ここ……行ってみようか。」

小夜達は、店内へと足を運んだ。