「ねぇそういえばあの不思議君も同じクラスだったよ」

「不思議くん?」

理沙の話しによれば
いつもどこにいるかあまり分からず

しかも地味な感じで
教室にはあまり居ないらしい
それなのに成績は優秀
だから先生達はあんまり指導もしないみたい

「不思議くんねぇ」


私はあまり感心を持てずに
その日を過ごした。

始業式だけだったので
午後から理沙とフアミレスに行くことにした。