どっちにしても雛には勝てないよ。
あいつらじゃあ…




残念だったね?





「あ、そうだ。資料…」




―あったあった。
もう戻ろう。



どうしようかな…雛にチクる?





けど、傷つけちゃだめだよね……。






アイツ等の弱みは、あたしが握っとくか。






ガラッ




「お~明澄。やっと戻ってきたねぇ☆」




…ひかる。
ひかると桃は何事もなかったように雛と玲と柚と一緒にいた。
そう…仲いいふりねぇ。





いつかはバレるのにねぇ。