…雛…!?




「雛達が、あたしに…」
「はぁ~?冗談に決まってんじゃん、ねぇ優奈」
「…最悪だよ、茜。マジ、嫌いになったよ」




なんで?
なんで?




あたし…あたし、な…んで?







「優奈。やっちゃえ」
「うん」





バシャッ





今度はあたしが、優奈から水を浴びせられた。
優奈から浴びせられる水は、ドライアイスのように冷たくて、残酷で…





凍るようだった。







「あははっ。いい気味」