―…




「キャハハッ。明澄の顔、笑えたーっ」
「ホント。良いストレス発散だったよ。いつも何かと上から目線だったし。」





やっぱ友達って、こんなもんだね。





次の日、あたし達は先生から明澄ちゃんは転校したと聞かされた。
へえ…




決断早いね。





不登校とかにするのかと思ったけど。






まあ…無理ないよね。
不登校になったらこれから人生真っ暗だもん。





そうはなりたくなかったんでしょ。





「え…明澄が!?なんで―!!」




その言葉を聞いた時、雛はそう言った。
…“なんで”?




全部、お前のせいだよ?