ベランダは、カップラーメンやコンビニ弁当の容器、ペットボトルなどなど有りとあらゆるゴミの森となっている。
ゴミ捨てという習慣が面倒な私は、「ま、いっか。」という魔法の言葉を使って日常で出るゴミをベランダに投げる生活をしていた。
だから、ゴミを投げる時以外、ベランダに向かう窓は開けない。
激しく異臭がするからだ。(こんな主人公でゴメンよ…。)
未だに固まったままの男。
「……少し散らかってるけど、気にしないで。」
私は、そう口を開きながら、“少し”どころじゃねぇな、と自ら心の内で突っ込んでいた。
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