「ほんとにごめん!俺、美咲の死を受け入れたくなかったんだ。ほんとは美咲が事故に遭ったのも知ってた。美咲の母親から連絡が来たから。でも俺、信じたくなくて葬式にも行かなかった。」







お母さん、連絡してたんだ……






「俺、ひどい事したよな。恋嘩なのに美咲の身代わりみたいな事して。」





「ううん。」







「ほんとに悪かったと思ってる。許してほしいなんて言わねぇ。でも、もしよかったら美咲の墓参りに行かして欲しい。」






よかった。公平も美咲の死を受け入れてくれたんだ。