「あぁ、少し飛躍玉を買いたい。
ん…?リーダー?」


シャネルは疑問に思った。


「あれ?リーダー、駄目だったか?
つーか、黒龍、銀龍、
突っ込まないのか……」


「いや…リーダー何て言われたのは
初めてでな…翡翠。
後ろの二匹は何なのだ。
酒場が壊れるぞ?」


振り向いた翡翠の後ろには、
二匹の龍がいた。

しかも、結構大きな……。

「うっわ!!!??
何で2人とも具象化してんのさ!
……えっとな、コイツ等は
俺の銃なんだ。
まぁ、今みたいに大きくなるし、
小さくもなる」


そう言うと、翡翠はやって見せた。


二匹の龍は二丁の銃に……。


翡(具象化してんの見んの
久しぶりだな?
シャネルの事、気に入ったのか?)


シャネルはそれを見て、
少し困ったような顔をしていた。


「旅でデカくなるのはゴメンだぞ?
……そうか武器を所有
しているのか…」


何か考えてる様子……。


「さーせん……
でもおかしいなぁ…。
勝手に具象化したの初めてだよ。
てか、リーダー武器持ってないの?」


翡翠は、疑問に思いながら
銃をしまった。