「私のか?構わないが。
仲間がいる方が楽しそうだな。」


そう言い、翡翠の顔を見て
微笑んだ。


「本当?良かった…!
じゃあ宜しくなッ、シャネル」


翡翠は微笑み、
シャネルに向かい手を出した。


「あぁ。宜しく頼むぞ、翡翠。」


シャネルは微笑み返し、
その手を掴んだ。


シャネルと翡翠は、
仲間になったのだ。


これからは、一人じゃない。


シャ(ふっ…まさか、私が仲間を
つくるとはな……)


シャネルはそう思った。


……と、翡翠が口を開き言った。


「さてと、黒龍と銀龍の手入れは
終わったし。買いたいものとか
あるか?リーダー」


翡翠はシャネルの事をそう呼んだ。