「ごめんね、疑ったりして。私達、すれ違ってたみたいだね・・・。」

「もう別れるなんて言わないよな?」

「ふふっ、もちろん!」


侑斗は私に優しくキスをした。

心の隙間が埋まっていく感じ・・・。


「これ・・・ちゃんと着けろ。」

侑斗が差し出したのはあのブレスレット。

そういえば、手紙と一緒に下駄箱に入れたんだった!

ブレスレットを急いで手首に着けた。


「これでよし。・・・美咲、愛してる。お前しか愛せねぇ・・・。」

「ぷはっ!」

「笑うなー!今いいこと言ったじゃんかー!」





「・・・・・・私も愛してる。侑斗しか愛せない・・・。」

「ははっ、知ってる。」