ホテルから出ると観光客向けの商店街がある



俺と真奈は手を繋いでまわった



珍しいものがたくさんあって時間も忘れて歩きまくった



「…っ」



真奈が急に立ち止まった


見ると靴ズレをしている様だった



「きゃっ!」



俺は真奈を持ち上げてお姫様だっこをする



「ちょっ、おろして!」



真奈はジタバタと抵抗してくる



「こんな足じゃあるけないだろ?」


俺は優しく笑って言った


「恥ずかしいよ…」



真奈はボソッといった


俺はその言葉を無視してホテルに帰った