「いってきま〜す」


俺と真奈は声をそろえていって目的地に足を運んだ



電車に2時間乗ってやっと着いた



電車を降りて、はしゃいでいる真奈からふわりといい匂いがした



「真奈…いい匂いする」



そう言って俺は包み込むように真奈を後ろから抱きしめた



「ちょっ、春樹!みんな見てるって」



真奈は焦ってる様子で可愛かった



「知ってる人いないんだからいいじゃんか」



俺はふざけて言ってみる


真奈は少し呆れながらも笑っていた