放課後になり委員会の時間がやってきた



「じゃっ春樹頑張れよっ」


健司は手を振ってさっそうと帰ってゆく




図書委員は…図書室かっ



俺は図書室に向かう




後ろから浅井がちょこちょこと着いてくる




「……あのさ〜同じとこ行くんだからこっちくりゃぁいいだろ」



俺が振り返って浅井にいった



「だって春、あっ斉藤君迷惑でしょ?」




と浅井がめずらしく控えめに言った




な〜んか調子くるうんだよな……




「もういいよっ、同じ委員だし協力しようぜ!あともう春樹でいいよ」




俺は呆れながら言った