「今日はありがとう!!」
「えぇよ。また明日ね柚香。」
「うん。バイバイまた明日。」
散々練習に付き合わされて6時にもなってしまいました。
これが 文化祭終わるまで続くのかぁ~。と思いながら ボーッとして歩いていたら誰かとぶつかってしまった!!
「あっ。ごめんなさい!!」
私は頭を下げて謝った・・・・が!!
「おい、おい、あぶねーじゃねか!あぁ!!」
私は顔をあげてその人の顔を見た・・・。
サングラスをかけて
鼻ピしていて
身長が160ぐらいで
20歳前後の
不良とぶつかってしまった!!
「えっ、あ ホントにすみません!!」
私は必死で謝り続けた。
でも 相手は 許してくれない。
すると 相手のほうから、
「100万!!」
はぃ??
「医療台100万払ってくれたら 許しもいいけど??それが無理ならお前の体で払ってもらうぜ??」
100万!?ぶつかっただけで??
ありえない!!
「そんな大金払えません・・・」
すると相手はニヤニヤしながら答えた。
「じゃぁ 体で払ってくれんの??」
そういって相手は私に近づいてきた。
私は目をつぶって 大きな声で叫んだ。
「いや・・・。助けてぇぇぇ!!!」
ガッ
バキ
ドスッ
私が目をあけると私を襲おうとした相手は私の足元に倒れていた。
「え・・・」
私が驚いておどおどしていると
「大丈夫か??」
えっ もしかしてこの人が私を助けてくれた・・・?
「おい! 大丈夫かってつってんだよ!!答えろや!!」
「ヒッ・・・。ごめんなさい」
相手は暗くてよく見えなかったが、私の学校に通っている制服を着ているのがよくわかった。私たちの学校は、必ず右胸にバッチをつけることになっていた。
相手は頭をかきながら
「んで 謝んだよ・・・。俺が送っててやるよ。」
「えっ・・・。でも・・」
すると 相手は私の腕を引っ張り歩きだした。
「ちょっ 痛いです。」
すると相手は私のほうを向いて
「助けてやったんだから 文句言うんじゃねぇ!!」
えぇ!私怒られちゃいました・・・。
「グス・・・ひっく ご・・んめ なさい。」
「んだぁぁ!!悪かったよ俺が悪かったよ!!ってか さっさと家教えろ!!」
・・・。