私はとりあえず学校にいった。
登校中に柚華と出会い、励ましてくれた。
私は夢を見すぎていたのかもしれない・・・。
現実を見て行こう 私はそう心の中で誓った。

何も変わらない日々を過ごしていたんだけど
ここ最近誰かに見られてるような違和感があった。
しかし私は気にせずに毎日を楽しく送っていた。
そんなあるとき昼休み屋上でお弁当を柚華と一緒に食べていると、柚華は思い出したかのように話しかけてきた。
「ねぇねぇ、知ってる??この学校の名物!!」
この学校の名物??
この学校は何か育ててるのかな??
「ううん。知らないなぁ。」
「じゃぁ 特別に教えてあげる!」
柚華は周囲に聞こえないくらいの声で教えてくれた。
「あのね、この学校には 三人カッコいい人がいて、まず一人目は如月 仁(きさらぎ じん)。とてもクール何だぁ。次に伊集院 新(いじゅういん あらた)。可愛い男の子なんだぁ。最後に、安次嶺 優雅(あしみね ゆうが)。カッコいいけど無口なんだよねぇ。」
「ふ~ん」
私はあんまり興味がなかったので話を流すと柚華が反抗してきた。
「ちょっと!!せっかく教えてあげたのに「ふ~ん」ってなによ~。」
柚華は頬をふくらませて怒った。
しかし 私はその顔が面白かったため つい 噴き出してしまった
すると 柚華もそれにつられて一緒に笑った。

こんな楽しい毎日が続きますように・・・。

私は神様にそう願った。