「やった・・・」
ただいま 私は受験に受かり喜んでいるところです。

失礼しました、私は 如月 姫奈(きさらぎ ひな)と言います。
私は大好きな彼を追ってこの名門学校 桜京院高校(さくらきょういん)ギリギリで入ることができました。
そんな私の大好きな彼の名は北上 時雨(ほうじょう しぐれ)。とても 優しくて、頭が賢く、クールな先輩です。そんなとこに 私は惚れました。

〜入学式当日〜
今日から大好きな彼がいる高校で勉強だ。
浮かれながら高校に着きました。
桜京院高校は 家から歩いて15分 のところに立っている。

クラス発表の紙が張り出されて、私は1年3組 だった。
すると背後から声をかけられて振り向くと
正直私より可愛い子が声をかけてきた。
「ねぇ、私と友達にならない??」
急な友達誘いに私が戸惑っていると、向こうから
「ゴメン、私は鉢嶺 柚華(はちみね ゆずは)柚華って呼んでね。であなたは??」
友達かぁ〜。いないよりかは マシだよね・・・。
「私は1年3組の 如月 姫奈。姫奈って呼んでね。」
すると柚華の表情は明るくなった。
「1年3組!?一緒だぁ。これから よろしくね。」
私と柚華はこうして友達になった。

入学式も終わって 放課後。
私と柚華は帰る方角が一緒のため 一緒に帰ることになった。
「ねぇねぇ!!」
柚華はテンションMAXで質問をしてきた。
「ん??何柚華?」
「姫奈はなんでこの高校に入りたいって思ったの?」
率直な質問に私は戸惑い困ってしまった。
彼氏を追いかけてきた なんて とても言えないよ・・・。
すると柚華はニヤニヤしながら 話しかけてきた。
「それってもしかして、誰かを追いかけて入ったんでしょ??」
図星・・・
「私の感はとてもあたるんだぁ。さぁ吐いちまいな。」
ここまでいわれたら 言っちゃうしかないよね…
「うん。実はそうなんだ。北条 時雨先輩を追いかけて入ったんだ。」