「ど、どうせ…あたしなんか…可愛くもなんともないもーんっ!!」

と一人ベンチに座り叫んでみた。

「…なにが」

ん?
なんだ?どっかから声が聞こえた…
やばい空耳??
空耳って霊の仕業だよね??
やばいよお〜

と思っていると隣のベンチから誰かがムクッと起き上がった。

「えっ??!」

「ふぁあ!よく寝たっ」

と言ってその人は伸びをする。