高校一年の春。まだ入学したばかりだった


『柳瀬くん…好きです』


「無理」


恋なんて下らない。
ただ女子がキャーキャー騒ぐだけ。気持ち悪い。


俺はあの時意外恋をしないって決めた。



そうあの時ー



「さようなら、結羽」


彼女は俺にそういって
屋上から自殺し
彼女を失った



それは俺のせいだ
彼女を守れかった俺のせい


だから二度と恋をしないときめた