「一人で?」


「あ、当たり前でしょ!?」



もう、この話題イヤだ。





「どうして松山と
キスしたって言えないの?」




「…え?」


どうして知ってるの?





「何で隠すの?
何かマズい事あんの?」



真っ直ぐ見つめる春に
アタシは目を逸らしてしまった。




「杏ちゃんなんて
めちゃくちゃにしてあげるよ」



春はいきなりアタシに跨り
力任せに制服を脱がし始めた。





「春!!止めてよ!!
こんなの春じゃないっ」



だけど春は止めてくれない。