「俺は初めて杏ちゃんと話をした日。
杏ちゃんが俺の家に来てくれた日から
杏ちゃんが好きなんだけど…」



春のこんな真剣な顔初めて見た。





「セックスフレンドいたくせに?」


アタシは春の唇に触れた。





「男は溜まるもんなの!
それにいつも女の子抱く時は
その子が杏ちゃんだって見立てて
ヤッてたからね…」


春はアタシの指にキスをした。





「何それ。アタシならここにいるよ?」



「でも杏ちゃんは俺を好きじゃない」



春は一瞬悲しそうな顔をした。