先生に書いてもらった住所の アパートのインターホンを押して 出てきたあの子は少しやつれていた… ボサボサの髪 何もかも諦めたような目 相変わらず暗い人だって思った。 「……」 ジィっとアタシを見る 「あ!休んでたから プリント届けに来たの… 体調は良いの?」 とても良さそうには見えないけど。 「…別に」