ブルペン…


走った後で多少なりとも疲れてるはずなのに

ピッチング練習ですかっ?!



さすがです!


やっぱエースは違うなぁ。





きゅぅんっ



ん?なんだコレ。

胸がキュンってなった。





「……ふぉーりんらぶ?」


「え?奈々ちゃん?」



沙耶の声は右から左に。


太陽の光に溶けていくセンパイの背中を飽きることなく眺めていた。