「……」



 俺はふらつきながらも立ち上がり…両手首にメタルブレスに力を込める。



 完全体とは言えないが…もう俺しか残されていない。



 その焦燥感…義務感が絶対神の力を覚醒させた。



 目も眩む光の中で…絶対神メタルマスターに姿を変える。



 ヴィーナスも自分のやるべき役目を全うして倒れた。



 神の力を喰らおうとする神木はもはや必要ない。