「……!!!?」


 破損したシャトルの船体の隙間から器用に吸精樹の足が侵入。



 俺の体に絡まった。



 「ヤッキー!!!?」



 「!!!!?」


 何本も同じような足が侵入。先端から吐き出される液体がシャトルの船体を溶
かし穴をどんどん広げてゆく。




 「くそっ!!!?」



 ヨシの体にも足が絡まっていた。俺の体から僅かな力が吸精樹に吸われてゆく。