「うっわ〜…」

人が多くて見えないよ。

「っあ、俺3組だ。」

見えたの!?
まぁ当たり前か身長が175もあれば…
あたしなんて155あるかないか
なのにぃ…
夢美も160はあるしな。


「あたしも3組だぁ!!」

お前も見えたのかッッ
残りはあたし1人!

もう少し!!!

「見えそう「しーちゃん??」


あ゛……………

見えそうだったのに!!

「零仁のバカッッ!!」

あたしの邪魔をしたのは
岸田零仁レイジ
王我の親友でうちらの仲間
いい奴なんだけどたまに場の空気が
読めなくて王我に怒られてる


そんで今も
「今詩音が頑張ってたのに
オメェは何やってんだよ。」
そのあとに王我がボソッと
「おもしろかったのに」

ッッオイ!!

頑張ってたときに笑ってたのかよ!

「スマン。おもしろかったのかぁ」


おもしろくないカラ!!!

ってこんなのにつきあって
らんないし

もう一度あたしの組を探した。

「ッッア!!あった。
3組だって!」

「まぢ!?よかったぁ
零仁って何組なの?」

「俺はな、3組だッッ!!」

「「「またかよ…」」」

3人でハモってしまった

「ひどくね!?
それひどくね!?」

「はいはい。行くぞ〜」

「待てよ!!はえーよ!!」

零仁は王我に強制退場
させられた