なんとなく話にも入れそうになかったので
あたしは、違う友達の所へ言って話た。
「美和子~!!
ごめん~!!宿題やってたら盛り上がっちゃって…
やっぱり怒って…る?」
「全然!!」
と、笑って答えたけれど
実際の話、真剣にキレていた、
幹の一言、一言の言い訳にムカついて
何度わざと足を踏んだり蹴ったりしただろう。
それでなくても
いつも仲良しな中山くんと幹を見て
あたしは、フルに
ヤキモチ焼きまくりなのに…。
「もしかして…」
って、何度思っただろう。
あたしは、幹を
あまり信じれてないのかな…?
そぉ思うと
胸が締め付けられる。
「幼なじみ…かぁ」
って、ぼやいてると
「ん?」
って、幹が聞いてきて
なんとなくだけど
気づかぬうちに無視してた。
なんかあたし、
感じわるかったよね…。
ちょっと後悔。
でも、中山くんのこと
好きすぎて心配になるんだよ…。
あ~
明日が近づいてくるなぁ…
はぁ~
家に帰っても
止まることなく
ただイラついて、
着信 幹
どれだけ無視しただろう。
メールも
携帯がパンクするくらいきた。
あ~
あたし、なにしてるんだろ…。
馬鹿みたい…。
明日なのに…
気分悪い朝じゃやだよ。
「中山くん!!」
"そう、呼べることが
明日で終わりませんように…。"
窓の外光った星に3回唱えた。
~決戦の朝~
運命の朝。
幹は、約束を守らなかった。
朝告白するつもりで約束していた。
中山くんは、呼び出したとうり
来てくれた。
「あの…あ、おはよう!!」
少し声が
ひっくり返ってしまった。
あたしは、思わず
口に手を当てた。
「お前って、天然タイプ?」
と、中山くんに笑われてしまった…。
恥ずかしい!!
とりあえず、深呼吸をして…
気持ちを落ち着かせよう…。
「あた、あたしね、」
(なにどもってんのよ!!あたし!!!)
「す、すき…大好きです!!!!!!」
思い切って言えた!!!!
やったぁ♪
「俺も…
俺もずっと金山のことが
好きだった…。
俺と、俺と付き合って下さい!!!!」
と、逆に告白されて、
ビックリして、せっかく作ったチョコも渡せず終い…。
またまた
声をひっくり返しながら
「ひゃい!!!!!」
(はい)
と、めでたくハッピーエンド(?)
カップル成立だった…。
でも、幹を思った。
あたしと、中山くんは、
小さなkissをした。
恥ずかしくて、
お互い顔を真っ赤にして
照れ隠しに笑った。
2人で手を繋いで学校に行った。
みんなに見られて
みんなに冷やかされた。
それがうれしくて
あたしは、1日笑った。
"「好きだよ」"
と、靴箱で
耳元でささやかれて、
夢みたいで、とろけてしまいそうだった。
幹は、学校にも
来なかった。
1週間後。
幹は、転校したことを知った。
みんな知ってたらしい。
"「あたしも知ってると思ってた、」"
と、聞いた。
あの日、
あたしが無視した日
みんなが
"突然の転校を聞いた日"
だった…。
あたしは…
大親友に、
"バイバイ"
って、
"ごめんね"
って、言えなかった…。
幹に
押さえきれない思いを
メールした。
幸いアドレスも変わってなかったので、ちゃんと幹のもとに
届いたようだ。
少し、胸が"ホッ"とした。
…
リリリリリ…
しばらくして、あたしの携帯の着信音が小さな
"静かな"部屋に鳴り響いた。
―受信―
件名
本文
ごめんね。
私、自分のことばっかりで
美和子の気持ち、考えてなかった…。
ごめんね。
メールしてくれてありがとう。